はじめに
弊社では、多様化するスキンケアニーズに対応すべく、機能性の高い成分を活用した化粧品の企画・開発を行っています。
その中でも近年注目を集めているのが「マンデル酸」です。マンデル酸はアーモンド由来のAHA(アルファヒドロキシ酸)の一種であり、他のフルーツ酸より刺激が穏やかで、幅広い肌質に対応しやすいという特徴があります。
マンデル酸とは
マンデル酸は分子量が大きく、ゆっくりと肌にアプローチする点が特長です。一般的なフルーツ酸に比べて肌への負担が少ないため、ピーリング効果を必要とするスキンケアアイテムの開発において注目度が高まっています。
マンデル酸の主な作用
マンデル酸の主な作用としては、古い角質の除去によるターンオーバーの促進が挙げられます。これにより、くすみやザラつきを緩和し、肌表面をなめらかに整えることが期待できます。また、毛穴の詰まりや黒ずみにアプローチできる点も大きなメリットです。刺激を抑えながらも確かなピーリング効果を提供できるため、敏感肌向けの製品にも活用しやすい成分と言えるでしょう。
OEM製品への応用例
弊社では、マンデル酸の特性を活かした拭き取り化粧水、洗顔後に使用する美容液、クリームやジェルなど、さまざまな形態のOEM製品開発をサポートいたします。
角質ケアだけでなく、保湿成分との組み合わせによる総合的なスキンケア効果を追求することが可能です。お客様のブランドコンセプトやターゲットユーザーに合わせた処方設計に対応し、独自性の高い製品づくりをお手伝いいたします。
使用上の注意点
マンデル酸を活用した製品開発を行う際は、濃度やpH値の調整がポイントとなります。
高濃度で配合するとピーリング効果は強まりますが、肌への刺激リスクも高まります。まずは低濃度での試作・テストを行い、ターゲットユーザーの肌質や目的に合わせて調整していくことを推奨いたします。
マンデル酸は、マイルドなピーリング効果と刺激の少なさを両立できる希少性の高い成分です。ターンオーバー促進や毛穴トラブルの改善など、多角的なアプローチが可能であり、敏感肌層にも配慮した製品づくりに適しています。
弊社では、マンデル酸を活用した製品企画から処方設計・製造まで一貫したサポートをご提供しております。ぜひ、機能性とやさしさを兼ね備えたスキンケアアイテムの開発に、マンデル酸を積極的にご検討ください。